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院長日記

ビタミンCのチカラ

2020/03/11

暖かくなってきましたが、風邪の流行、特に今は新型肺炎(コロナウィルス)が世界に猛威をふるっていますね。

今の季節はまだ風邪が流行、空気感染すると言われている新型肺炎では無理もありません。

例外は諸説ありますが、風邪の原因はウイルスになっています。

鼻ならライノウイルス、喉ならアデノウイルス、関節ならコクサッキーウイルス、流行性感冒ならインフルエンザウイルスA.Bと、ウイルスの側にもそれぞれ専門があります。

風邪をこじらすということがよく言われますが、これはウイルスの攻撃をうけた弱味につけこんで細菌が猛威をふるいだす状態をさすと考えてよいのです。

多くの風邪の引き金はウイルスなのです。
皆さんの周りにもいませんか?
滅多に風邪などひかない人が。
その人たちはウイルスに強い体質の人なのでしょう。

当然のことながら、人間の身体はウイルスに対抗する手段を持っています。それはインターフェロンという名のタンパク質で、細胞のなかで合成されます。

インターフェロンが十分につくれる身体の持ち主なら、風邪をひくことなどないわけです。

インターフェロンを合成する代謝にはビタミンCの助けがいります。

その必要量には個体差があって最低は1日250mg、最高は1日10gだと、ノーベル賞を2回うけたポーリングが「風邪よさらば」に書いています。

つまり人の体質によってインターフェロン製造能率の高い人と低い人とがあると受け取ってよいのです。

そういうことなら、風邪をひいた経験のない人は、ビタミンCが少なくてもよいうえに、これを必要なだけとる食習慣の持ち主だと考えられます。

風邪をひかない体質とは、けっしてわれわれの手の届かないものではないということではないでしょうか。

風邪をひかない体質になれるという耳よりな話があれば、それにとびつく人は無数にありそうなものですが、現実はそうではありません。

きっと薬の飲みすぎが心配だからでしょう。私は風邪をひきたくないので、ビタミンCをふんだんにとっています。

風邪の徴候があったら、すぐに1000mg、そのあとは2時間か3時間おきにまた1000mg(1g)というぐあいにビタミンCを一日中とり続けて、寝てしまいます。

そうすれば、つぎの日にはたいていの風邪は軽くなるか、忘れてしまいます。

ビタミンCはレモンでとよく言われますが、1gのビタミンCをとるに
は2kgのレモンがいるので、食品をあてにしては大変です。

上手にサプリメントを活用しましょう!

健康な状態の時から、最低でも冬場から春にかけて風邪の流行の時には、早め早めの予防が大事だと思います。

もちろんウィルスである、新型肺炎の予防ににも効果はあると思いますので。

胃腸の弱い方は食後に少しづつ量を増やしながらにして下さい。

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