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院長日記

ビタミンB1(チアミン)の効能

2020/03/24

まだまだ収束の目処の立たない新型コロナ騒動。

今回はビタミンの中でもB、特にチアミンに焦点を当てて見たいと思います。

免疫力を高める効果などはCやE、又はD3に任せるとして、B1(B群)にはどんな効果があるのかというと、健康全般とエネルギー代謝に重要な役割を果たします。特に炭水化物、糖の代謝に不可欠なビタミンB1は、体が重要な栄養素をエネルギーに変換するよう助けます。 

このビタミンB1は極めて重要な栄養素で、ビタミンB1が欠乏すると、脚気をはじめ、うっ血性心不全を伴う脚気衝心(脚気に伴う急性の心臓障害)の他、精神と記憶に影響を及ぼすウェルニッケコルニコフ症を発症するおそれがあります。

またこのような重要なデータもあります。

「子供の低栄養と精神発達」シンポジウムにおいて、“育ち盛りの子供は、軽度、中程度の栄養不足に陥ると、知的発達の遅れを引き起こす”と発表されました。
頭脳の発達する年齢は胎児から3歳くらいまでですが、その後、10歳くらいまでに99%が完成します。そのため、身体だけでなく脳を育てるための充分な栄養素の補給が必要です。
ビタミンB1(1日2mg)が
子供の頭脳学習に与える効果(9~19歳)
ビタミンB1なし ビタミンB1投与
(1年間)
記憶力 100に対して175
反応の速さ 100に対して120
知能の発達 100に対して215
物事に関する
興味・関心 100に対して530

※ビタミンB1摂取なしを100

と知能指数との関わりに大きな影響があります。

また、認知症知症の予防・改善に期待出来るとの報告も。
ビタミンB1サプリメントを活用するなど、意識して摂取するように心がけましょう。

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